2013.4.30
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第384回]


●REN(rename)コマンド

前回はCOPYコマンドに続いてERA(erase、ファイル削除)コマンドもZドライブに対して行なえるところまで機能拡張いたしました。
そこまでできるということになりますと、REN(rename、ファイル名変更)コマンドもそのようにしたくなります。
で。
そのようにしてしまいました。

Zドライブには拡張子BINのバイナリファイルがセーブされています。
これはZ80マシン語のプログラムで0100Hからロードして実行できるプログラムばかりですが、CP/Mでは拡張子がCOMでなければ、トランジェントプログラムとして実行することができません。

Zドライブ(Zフォルダ)にはWindowsのエクスプローラーを使って、拡張子BINのまま、ここに見えているようにコピーしておいて、そこからあらためてたとえばAドライブに
Z>COPY *.BIN A:*.COM
というようにすることもできます。
その実行例は前回お見せしました。

ですが、ここではRENをZドライブで使ってみる、というテストですから、上の画面のように
Z>REN *.BIN *.COM[Enter]
と入力しました。

RENが実行されました。


●トランジェントプログラムの実行

念のためDIRコマンドでZドライブの中身を表示させてみました。
拡張子BINがCOMに変更されました。
ということは。
ファイル名を入れたら実行できますでしょうか?

Z>VFTST1[Enter]
と入力しました。
VFTST1は[第197回]で説明をしました。
おお。
Zドライブからプログラムがロードされて、ちゃんと実行できました。

ということになりますと。
やっぱり、あれをやってみたくなりますですね。

●ZドライブでもMBASICを

うーん。
ここまでやるつもりは全然なかったのでありますけれど。

まずはMBASIC.COMをZドライブにコピーしました。

ちゃんとコピーできていることをDIRコマンドで確認しました。

さて。
いよいよ、です。
Z>MBASIC[Enter]
と入力しました。

おお。
MBASICが起動しました!

簡単なテストプログラムを入力してみました。

ちゃんとLIST表示もできました。

プログラムもこの通り実行できました。


ワンボードマイコンでCP/Mを![第384回]
2013.4.30upload

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