2013.4.17
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第372回]


●CP/M互換DOSの説明書作業続行中です

本日は朝からずっとCP/M互換DOSの取扱説明書を書いておりました。
なかなかに大変な作業です。
でも少しずつできてきています。
ファンクションコール毎に、過去記事で使ったのと同じテストプログラムを実際に実行させながら、各ファンクションの説明をまとめています。
すでにその過程でいくつかおかしなところがみつかって、それを直しつつ説明書を作成しています。
おそらく来週始めころまでには何とか完了できるのでは、と思います。

●光子魚雷のコース

前回書くつもりでいて、つい書き忘れてしまいました。
前回敵(KLINGON)を光子魚雷で破壊したときの画面についてです。

まずはこちらの画面です。

よく見ますとエンタープライズ号と敵艦(KLINGON)との間に星(*)があります。
光子魚雷が星に当たってしまうと敵を破壊できません。
むむ。
やばいなあ。
と思いつつ、発射したのでした。

そしてこちらの画面です。


命中までの光子魚雷のコースが座標値で示されています。
ここはいまどきのディスプレイゲームでしたら光子魚雷が進む航跡が表示されるところでしょうが、文字のスクロール表示しかできない昔のコンピューターゲームですから、数値しか表示されません。
しかしここは潜水艦の乗組員がレシーバーを耳に当てながら敵まであと○○メートル!と言っている場面などと同じようなシーンを連想したりするとそれはそれで楽しいのではありませんでしょうか。
で。
この光子魚雷のコースなのですが。

まずはこちらを見てください。
エンタープライズ号(E)と敵(K)の位置です。

間の星(*)はまさに光子魚雷のコース上にあるように見えませんか?
なぜ星に当たらなかったのでしょう。

その疑問に対する答えは、光子魚雷のコースを上の座標にプロットしてみるとわかります。

まさにデジタルの線分描画そのものです。
(3,5)でコースが1ポイント右にずれたお蔭でかろうじて星を避けることができたのでした。
いやあ。
こうやって見ますと、なかなかに興味深いではありませんか。

本日は前回の最後のところで発生した「重症」のエラーについて書くつもりだったのですが、時間がなくなってしまいました。
それにつきましては次回に書くことにいたします。


ワンボードマイコンでCP/Mを![第372回]
2013.4.17upload

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