2013.1.27
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第302回]


●普通のProgram Loader

IPL(Initial Program Loader)について説明をするつもりなのですが、なかなか本題に入れません。
でもだんだんと核心に近づいておりますので、気を長くお付き合いをお願いいたします。

[第300回]ではコンソールパネルを使って短いプログラムを入力して実行するところまでを説明いたしました。
また[第301回]では、STEP機能について紹介をいたしました。
そのようにすることでマシン語のプログラムをフロントパネルから1バイトずつ入力して、実際にプログラムを実行させることができます。
とは言いましても、それはあくまでサンプルプログラム程度の短いプログラムでしたら、という条件がつきますでしょう。
せいぜい20バイトか30バイト程度まででしたら、1バイトずつスイッチをパチパチやりながら入力していくことも可能でありましょうが、それが100バイトとか200バイトとかというプログラムになってきますと、「ちょっと待ってぇ、かんべんしてよぉ」と言いたくなってしまいます。

それでも昔はアセンブラなんて贅沢なものは普通はとても使える環境にはありませんでしたし、外部記憶装置なんてものも、おいそれとは使うことなどできませんでした。
ですので「I/O(アイオー)」とか「マイコン」とかという雑誌に毎号掲載される何百バイトというようなマシン語プログラムをみんな汗と涙しながら1バイトずつ打ち込んでいったものでありました。
思えばいい時代になりました。
もう天国でありますね。

え。
そこで、今は天国でありますから、E−80(仮称)ミニコンもスイッチパチパチをしなくても、USBでパソコンと接続して、あらかじめZ80アセンブラにかけて作成済みのバイナリファイルを本体のRAMにロードして実行することもできるようになっています。
パソコンとUSBで接続するところは、ND80ZV(ND80Z3.5)と同じくPIC18F14K50を通じて行ないます。
下はE−80(仮称)ミニコンのPIC18F14K50まわりの回路図です。

これから説明にかかるつもりだったのですが、時間がなくなってしまいました。
続きは次回にいたします。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第302回]
2013.1.27upload

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