2012.9.19
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復活!CP/M ワンボードマイコンでCP/Mを!
CP/MがTK−80互換のワンボードマイコンの上で復活します
ND80ZVとMYCPU80の上でCP/Mが走ります

[第218回]


●ブロックbヘ2バイト

前回からの続きです。
前回は[第106回][第167回]と同じレコード番号表を読み込んで、そのときに実行したFTST20−2と基本的に同じVFTST202を実行して、作成されたランダムファイル(TEST.RAF)のFCBの内容を、以前の内容と比較してみました。

比較した結果、作成されたFCBの数や、そのエクステントaA各エクステントのレコードサイズなどは一致したのですが、データブロックを示すブロックbヘ一致しませんでした。
ブロックbェ一致しなかった理由は、ブロックbフサイズにありました。

一番最初にCP/M2.2を仮RAMディスクで試したときは1ブロックを4セクタとしました。
そしてブロックbヘ1バイト8ビットの数値として扱いました([第12回])。
ランダムアクセス関係のファンクションコールをテストするときも、当初はレコード番号も8ビットの数でした([第102回])。

その後レコード番号を2バイト16ビットの数にしてテストを行ないました。
そこでは1ブロックを8セクタとしましたが、それでもブロックbヘ1バイト8ビットのままでした([第106回])。

そこまでのテストはCP/M2.2が動作することを確認するためのものでしたが、その後CP/M互換DOSでも同じテストを行なって、その動作を確認しました。
上記のテストと同じテストはCP/M互換DOSではそれぞれ[第145回]および[第151回]で行なっています。
もちろんこのときもブロックbヘ8ビットでした。

それが最終段階の仮想FDDバージョンになって、1ブロックが16セクタで、ブロックb16ビット2バイトの数としました。
と、ここまで書いてきまして、さてそのことをどのあたりで説明していたのかと思って、過去記事を検索してみたのですけれど、どうも見当たらないようです。
これはいけません。
どうやらそのあたりから説明をしなければなりません。

本日もまた時間がなくなってしまいました。
この続きは次回にすることにいたします。

ワンボードマイコンでCP/Mを![第218回]
2012.9.19upload

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