2014.7.7

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CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を!
VHDLを速習! XC95144XL+16MB・SIMMを使ってUSBプロトコルアナライザを作ってしまいました!
主目的は差し迫った事情からUSBプロトコルの解析をすることだったのですが、その手段として選んだのがコレ!


[第78回]


●VHDL開発ツール ALTERA QuartusUウェブ・エディション

また何日か間が空いてしまいました。
相変わらずやらなくてはいけないことが多くて多忙なのです。
実は。
その間に試してみたことがあるのです。

今まではXilinxの無償開発ツールについて書いてきました。
無償とはいうものの、ダウンロードしてからセットアップを完了させるまでが一苦労でした。
なのになぜXilinxかといいますと、それについてはすでに書きましたように、USBの解析のために利用したカメレオンUSBがXilinxのCPLDを搭載していたからにほかなりません。

しかしカメレオンUSBも現在では限定生産ということのようですし、私としても当テーマに一区切りつきましたならば、いつまでもカメレオンUSBにこだわっていないで、もっと広くCPLDおよびFPGA全般に目を向けていきたいと思っております。
そういう観点からしますと、なにもXilinxのみに限定して考えなくてもよいではないか。
他のメーカーにも同じようなツールがあるならば、そしてそれがもう少し簡単にセットアップできそうならば、そちらについて考えてみてもよいのではあるまいか。
と、まあそのように考えました。

他のメーカーということになりますと、おお、ALTERAがあるではありませんか。
ALTERAのCPLDは使ったことがありませんが、それはおいおいさわっていくことにしまして、まずはXilinxと同じような無償の開発ツールがあるものかどうか、そのあたりからさぐってみることにいたしました。

ALTERAの日本語サイトです(http://www.altera.co.jp/index.jsp)。


右下の「ダウンロード&ライセンス」をクリックしますと。

左下の「ソフトウェア・ダウンロード」のところに「QuartusUウェブ・エディション(無償)」というのが見えます。


おお。
ALTERAでも無償の開発ツールがあるじゃありませんか。
さっそくダウンロードしてみることにしました。
その「QuartusUウェブ・エディション(無償)」をクリックします。

ダウンロードサイトに来ました。


いきなりダウンロードしようとしてもできません。
ユーザー登録が必要です。
右上のmyAlteraアカウントをクリックします。

未登録の場合にはEmailアドレスを入れてSubmitをクリックします。

例によって私はこれを書いている時点ですでに登録済みなので、別のメールアドレスで再登録を試みました(Altera様ごめんなさい)。

登録用のページが開きます。

やっぱりCompany Nameが必要です。
下の方の項目は選択表示の中から選びます。
ま、適当です。
Xilinxに比べるととても簡単です。

最後にUser NameとPasswordを入力します。
I agree to the Terms of Serviceにチェックを入れて、Create Accountをクリックします。

アカウントが作成されました。

え?
これでもういいの?
Xilinxに比べるとあっけないほど簡単です。

メールが届いていました。



Xilinxと違って、再確認のための手続きなどは不要です。
いやあ。
ALTERAのほうが簡単でいいじゃありませんか。
ここまでのところは。

CPLD+SIMMを使ってUSBプロトコルの解析を![第78回]
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