2019.7.10
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第87回]


●Windows10ではUSB−Blasterドライバが正しくインストールされないらしい

前回からの続きです。
いろいろ探ってみましたら、なんでもセキュリティ強化のためなのだそうで、デジタル署名のないドライバのインストールを拒否してしまうのだそうです。
うーん。
セキュリティ強化のためということでしたら、まあ仕方がないか、とも思いますが、それならそれで「署名がない怪しいドライバだけど、それでもインストールしたい?」とか、ちょっと聞いてくれてもよさそうなものだと思います。

もっともここでそんな文句を言ってみたって始まりません。
なんとかここをクリアしなくては、Windows10でQuartusUを使うことができなくなってしまいます。
いえ。
今まで書いてきましたように、QuartusUでEPM7128SLC84のためのVHDLプログラムのコンパイルなどは問題なくできます。
問題はこのままでは、EPM7128SLC84にプログラムを書き込むことができません。
それじゃあなんにもならないわけです。

●Windows10でUSB−Blasterドライバを正しくインストールする方法がありました

インターネットというのは実に有難いもので、本当に情報の宝庫です。
普通の方法では、前述のように正しい署名のないドライバのインストールは、まともには行なわれないようなのですが、その署名のチェックを一時的にOFFにする方法があるのだそうです。
それは有難い。
こちらの↓サイトにその説明があります。
Windows10にUSB−Blasterドライバをインストールできないときの対処方法
おお。
まさに捜し求めていた、そのまんまじゃありませんか。
ということで、まずは上記のリンク先の説明にしたがって、署名のチェックをOFFにする手続きを行なってください。

と書きつつ、参考までに以下にその要約を記します。
1)SHIFTキーを押しながらWindows10を再起動します。
2)すると「オプションの選択」が表示されます。
そのなかの「トラブルシューティング」を選択します。
3)「トラブルシューティング」の画面で「詳細オプション」を選択します
4)「詳細オプション」の画面で「スタートアップ設定」を選択します
5)「スタートアップ設定」の画面で「再起動」ボタンをクリックします。
6)再起動すると「スタートアップ設定」の画面が表示されます。
その選択肢の中の「7)ドライバー署名の強制を無効にする」を選択します。
→数字の[7]のキーを押します。
するとWindows10が再起動します。
7)再起動後にデバイスマネージャーを開いてドライバの更新を行ないます。

ということで、ここから先はドライバの更新を行なうわけですが、それについては上記サイト(およびそのリンク先)の説明の通りでは必要なドライバの更新作業は行なえません。
その作業については以下に説明することになりますが、本日も時間がなくなってしまいました。
具体的な作業については次回に説明することにいたします。

なお上記の作業によってWindows10の再起動後は一時的にドライバーインストール時の署名のチェックがOFFになりますが、Windows10を終了後は上記作業をする前の状態(ドライバーチェックを強制的に行なう)に戻ります(と上記サイトに書いてあります)。

CPLD入門![第87回]
2019.7.10upload

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