2019.2.18
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第7回]


●MAX7000のデータシート

前回はEPM7032SLC44の実物の写真をお見せしました。
今回はデータシートを簡単にご紹介します。
前回書きましたようにEPM7032SLC44はALTERAのMAX7000シリーズの最下位デバイスです。

[出典]ALTERA MAX7000 Data Sheet

残念ながらMAX7000シリーズは現在では生産終了になってしまいました。
このデータシートは10年以上前の日付になっています。
上記Featuresで注目したいのは「5.0V」ということと「JTAG」機能付きであるというところです。

こちらはMAX7000Sシリーズの概要です。

[出典]ALTERA MAX7000 Data Sheet

このData SheetではMAX7000、MAX7000E、MAX7000Sという複数のシリーズ名が使われています。
どうやら最初にMAX7000がつくられ、その後に改良型としてMAX7000EとMAX7000Sがつくられたように推測できます。
実はこのあたりについてよく確かめないでいい加減に理解してしまったために、後になって手痛い失敗をしてしまうことになります。
それについては後になってからのお話といたします。

CPLDの内部構造についてかなりページをさいて説明してあります。

[出典]ALTERA MAX7000 Data Sheet

本当はこのあたりのことについてもよく理解しておくことで、プログラムの書き方やゲートの割り当てなどの効率が変わってくるのでしょうけれど、はっきりいって、よくわからん。
ま。
当面のところはざっと目を通してスルーしてしまってもよいかなあ、と思います。

EPM7032SLC44のPin配列です。

[出典]ALTERA MAX7000 Data Sheet

EPM7032SLC44をじかに基板に貼り付けてしまう場合にはこの端子図だけでよいのですが、PLCCソケットを使う場合には、ソケットのPin配列とあわせて配置を確認する必要があります。
上の配置図のように44pinPLCCの端子はIC本体の四方に各11本の端子が1列に並んでいます。
ところがPLCCソケットはその端子を2.54mmピッチの端子に変換しているため、基板に実装するための端子が四方にそれぞれ2列に並んで配置されています。
そのあたりについては次回に説明いたします。

CPLD入門![第7回]
2019.2.18upload

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