2019.3.30
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第27回]


●EPM7128SLC84(2)

このところ2、3日ほど間を空けての更新が続いています。
なにしろ単細胞ですので、ひとつのことに集中してしまうと、なかなか他の事にまで頭が回りません。
ついホームページの更新が後回しになってしまいます。
この2ヶ月ほどはCPLDのソフト、ハードに取り組んできました。
集中して取り組んできたおかげで、かなりいいところまで進展してきたと思います。
その成果についてはこれから少しずつ書いていきたいと思います。

前回はあらためてEPM7128SLC84を入手したところまでをお伝えしました。
EPM7128SLC84は今まで紹介してきましたEPM7032SLC44と基本的には変わりません。
どこが違うかといいますと、違いはそのサイズです。
EPM7032SLC44が基本構造のMacroCellが32個であるのに対して、EPM7128SLC84では4倍の128個です。
端子数も前者の44pinに対して後者は84pinです。
ユーザー用として使える外部入出力端子数も32本に対して倍の64本です。
MacroCell数に比較して入出力端子数がそれほどでもないところがやや不満ですが、これはパッケージがSLCC84pinであることからくる制約ですから仕方がありません。
EPM7128Sには160pinQFPというパッケージもあって、それだと100本近い入出力端子を使うことができるらしいのですけれど、それは面実装になりますから、当面のところはそれは考えないことにします。

EPM7128SLC84のピンレイアウトです。

↑おお、ここにJTAGはMAX7000S onlyであると書いてありました。
ここも見たはずなんですけれどねえ。
繰言になりますが、ほんとにおばかでありました。

PLCC84pinソケットです。

左上隅だけが斜めになっています。
この向きにしたときに、上辺中央に1番ピンがきます。
斜めにカットされた角を合わせる向きにICを実装します。

こちらは裏から見た写真です。

PLCC44pinソケットと同じでICの端子配列は1列なのにICソケットの端子は2列にならんでいます。
このままではどの端子が何番ピンなのかがわかりません。

意外にPLCCソケットの端子配列の情報は少ないです。
こちらはPLCC84pinソケットを上から見たときの端子配列図です。


こちらは裏から見た図です。


CPLD入門![第27回]
2019.3.30upload

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