2022.2.5
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第129回]


●CPLDロジアナ(18)VHDLプログラム(2)

前回に続いてCPLDロジアナのVHDLプログラムの説明の続きです。
今回も少しだけで終ります。
このところ毎日やたら多忙で細切れ状態の更新になってしまいます。
どうか気長なお付き合いをお願いいたします。

今回はトリガプローブの選択と、選択したプローブにトリガ信号が入力されたときの処理です。

--
-- select trigger probe
--
        trigin<=PBIN(0) when trigprobe="0000" else
                PBIN(1) when trigprobe="0001" else
                PBIN(2) when trigprobe="0010" else
                PBIN(3) when trigprobe="0011" else
                PBIN(4) when trigprobe="0100" else
                PBIN(5) when trigprobe="0101" else
                PBIN(6) when trigprobe="0110" else
                PBIN(7); --trigprobe="0111"  
--
-- trigger on
--
process(trigin,res_clr)
begin
        if res_clr='0' then
                trigonH<='0';
                trigonL<='0';
        elsif trigin'event and trigin='0' and trigedge='0' then
                trigonL<='1';
        elsif trigin'event and trigin='1' and trigedge='1' then
                trigonH<='1';
        end if;
end process;
trigon<=trigonH or trigonL;
--                      


triginにはtrigprobeの値によってPBIN(0)〜PBIN(7)のいずれかの入力がつながります。
trigprobeについては前回を参照してください。
そのようにして入力につながったtriginにエッジ信号が入力されると測定とデータの記録が開始されます。
下がりエッジをトリガとするのか上がりエッジをトリガとするのかはあらかじめコマンドで設定されます(前回参照)。
trigedge=’0’なら下がりエッジ、trigedge=’1’なら上がりエッジでトリガがかかります。
トリガがかかるとtrigon=’1’になります。

次回に続きます。

CPLD入門![第129回]
2022.2.5upload

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